ザ・無能上司!

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30代、会社員です。

ある上司に悩まされています。

40代後半、課長。

嘆かわしい程、「無能」…。

彼が課長として我々の部署に配属されて数日で、同僚や後輩から不審がる文句が出始めました。

自分も、提出した報告書に対して、「やり直しね~」とか、やたらおちゃらけた口調で返してきて、具体的に問題点を訊いたら適当な、見当はずれな事を言っていて、その実ほとんど目を通していなかった事がわかり、全く信用出来ない奴だと気づきました。

私以外の他の人間が出した資料に対しても、採用/却下の基準が不明瞭。

どう考えても「たまにダメ出しする位が丁度いい」みたいな感覚でダメ出ししているようにしか思えない程、却下する理由が曖昧なのです

そして、資料にちゃと目を通していないものですから、プロジェクト自体の概要の把握もあいまいなまま我々に「丸投げ」は当たり前。

その癖プレゼンの時は、我々に説明させた後、さも最終結論のみ自分のアイデアのように「演説」する、ずる賢さ。

普段はいかに会社の経費を落とすか、という事くらいしか頭を使っていない様子。

口は達者で威勢だけは良く、軽いミスをした20代の若手社員にはフォローもせずむしろ全てなすりつけ、叱り方も一辺倒でしつこい。

たまに飲みに行っても口を開けば、やれ自分の入社時は有名会社に複数内定だったとか、自分は住宅ローンをさっさと終える、などの自慢話。

そんなのはただのバブル世代の恩恵だろうが!!と、部署の誰もが思っています。

部署の皆で話し合って、彼の無能さを何とかして会社側に気づいてもらおうと、プロジェクトの素案をCCで部長にも送って、課長のアイデアではない事をアピールしようという事になりました。

すると課長は部署会議の時に「まず企画案はいきなりccで部長にメールせず僕の所にプリントアウトして持ってくるように」と通達を出し、企画案の概要を持って来た人間に口頭で説明させて、結局またそれを自分のアイデアのように発表するという愚行は変わりませんでした。

課長以外のメンバーは、自分で言うのもなんですが、精鋭揃いの部署だと自負していました。

奴さえいなければ良いチームなのに。

しかも何で、奴がさも我々を統括しているかのような大きな顔をして、役職給まで貰っているのか。

課長について考える度に本当に胃がキリキリする日々。

さすがに若手社員から順に辛抱が切れて、有能な若手が辞めてしまったりしました。

そんな中、先日、一人の普段有能な後輩社員が、彼らしくないミスをして、どうしたのかと自分が呼び出して話を聞いてみたら、「課長に手柄を横取りされる事にうんざりしてわざと書類に不備を入れて課長が見抜けるか試した」と言うのです。

しかし彼のした事はクライアントにも迷惑をかけ、部署全体の信用を落とす事だったので、それはいけない、と彼をたしなめました。

しかし、彼の気持ちもよくわかる。

その一件で、自分にも「課長に手柄を渡したくない」という気持ちが大いにあった事に気づかされました。

どこか「あいつの為に一生懸命やるのは馬鹿馬鹿しい」と思いはじめていた気持ちが、自分も正直あったのです。

このままでは課全体が無能課長のせいで共倒れしてしまう。

自分達の評価まであいつのせいで地に落ちてしまっては、悔しくてしょうがないじゃないか!と、逆に奮起するきっかけになりました。

その後輩には「ひとまずあいつの事は考えず、うちの部署が結果を出せるように頑張ろう」と言って乾杯をし、その日以来、チームの団結力は増しました。

先日、別部署の部長がうちの部署の事を、「(私を含め)精鋭の若手が多く羨ましい」と褒めて来ました。

きっと分かる人には、本当は誰が出来る人間なのか、最後にはわかるのだ、と信じて、今はチーム一丸となって頑張っています。