長い間抱えていた悩みは結婚って正直になること

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戯画太郎子さん(41歳 女 三重県)から投稿いただいた「お悩み解決体験談」です。

24歳で結婚をし、現在お子さんは2人で幸せな生活を送っているものの10年近く悩んでいたそうです。

当時自身の生活環境から幸せな家庭にしたいのにどうしたらよいか分からず旦那さんにも当たってしまうことも…。

旦那さんが怖く、文句が溜まっても言えずにストレスが溜まっていき優しくしてくれる異性に頼ってしまいました。

しかし男性たちから向けられた下心に気づき女性に相談をするようにしていたところある本に救われた戯画太郎子さんでした。


私は24歳のとき結婚して現在は子供2人に恵まれ、幸せな生活を送っています。

ただ、この生活を手に入れるまでには10年近く泣いて悩んで考えて、自分を変える必要がありました。

そもそも幸せな家族が描けなかったのです。

私の実家は形は成していたものの家庭崩壊しており、母が父を嫌い、祖母と母が険悪で、父はひたすら黙っていて、姉は勝手気ままで、、と、そんな状態でした。

だから私は幸せな家庭を築きたかったのに、どうしていいか分からず、結局旦那にきつく当たったり、ダメなことは人のせいにしていたり、ダメダメ人間だったんだと思います。

家庭の悩みとストレスから異性に逃げるも下心に引く

悩んでいた時期は、とにかく実家の姉や友達に旦那の愚痴を言いまくっていました。

こんなにムカつくのは旦那が悪いから!家事をしてくれない、子どもをあやしてくれない、仕事ばかり、自由がない!など。

確かに旦那は仕事ばかりで子育て家事は女の仕事!といった亭主関白な人でした。

でも、それは自分の父の性格が嫌いだったので私がそういう人を選んだせいでした。

しかし自分の思い通りなならない生活にイライラしていて、それでも旦那が怖くて文句も言えずに、物に当たったり子どもに怒鳴ったり。

自分を顧みることなんてしませんでした。

悩みを解決するために私は他の男性に優しさを求めたりしました。

職場の男性や同級生を頼ったりしていました。

お話ししていると、女性より男性の方が優しいのです。

相談していると心がラクになりました。

ただ、どの男性も「辛いんだね、優しくしてあげたいよ、今度2人きりでどこかに行かない?」とデートらしいことをしたがるのです。

一度車に乗っておでかけしたことがありますが、突然抱きしめられ、「このまま、ホテルに行こう、君を僕のものにしたい」と馬鹿げたことを言われました。

この時に悟ったのです。

優しくしてくれるのは他に目的があるのだ!と。

そして何も解決なんてしないんだと。

ある本で心救われ喧嘩し私たち家族なりの幸せを

私は相談相手は女性とし、他にも子育てや家庭の悩みに関する本を読みました。

すると、自分がイライラすること、うまくいかないこと、それは子供の頃育った環境によるんだと書いてありました。

あなたのせいではないと。

私はこの一文を読んで涙がこぼれました。

心のつっかえがずっと取れたのです。

その本を読んでから、私は悪くないんだから、ちゃんと子育てや家事に悩んでいることを旦那に伝えようと思いました。

喧嘩するとすぐに「離婚してやる!」と暴言を吐いていた旦那に、「我慢していたけど、辛いからそんなこと言わないでほしい」と感情的にならないように伝えました。

すると旦那がオロオロし始め、心配し始めました。

売り言葉に買い言葉だったようです。

それから、無理なことは手伝って欲しいと伝え、できないことはやらないようにしました。

そして家事仕事を完璧にしている友達や有名人を、羨むのやめました。

自分は自分で、比較してもそうなれないと分かったからです。

そして、実家の家族が言っていたこと、やっていたこと、を絶対しないようにしました。

例えば、母は見た目が絶対で、ダイエット、化粧、美しくあることが当たり前だと教えていました。

だから無理にダイエットしたり、太ったと思ったらイライラしたりしていました。

それをやめました。

父は、母や祖母の言いなりで、姉はわがままに育っていました。

ちょっと注意すると不貞腐れたり、美人だからとたくさん浮気や不倫をしていました。

そして恋愛が失敗すると、男を罵っていました。

私は家庭を大事にしました。

文句ではなく、旦那に感謝の気持ちを伝えるようにしました。

子供とたくさん遊ぶようになりました。

すると、家庭は穏やかな雰囲気につつまれ、旦那とも心から意見を言い合えるようになり、今ではとっても仲良しになれました。


戯画太郎子さん(41歳 女 三重県)、お悩み解決体験談のご投稿ありがとうございます。

自分の理想ではなく、自分たち家族なりの一番の幸せに気づき、自分を変え幸せな家庭を築いた体験談でした。

家庭に不満やストレスを感じていたり弱っているところに優しく付け込んでくる男性も僅かながらいるものですね…。

考え方や価値観などは家庭環境などで決まると言われがちですが、様々な考え方や価値観を取り入れることで変えることができます。

我慢のし過ぎは限界がきて些細なで怒ってしまったり、当たってしまう原因にもなるので自分なりの方法を見つけるとよいでしょう。

幸せな家庭に向かって自分たち家族なりにできることを少しずつ探していくと良いでしょう。